ウェブ進化論を読んで
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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インターネット、チープ革命、オープンソースによって、不特定多数無限大の人々にリーチできる方法を馬鹿みたいに安いコストで手に入れられるようになったというのはとても腹に落ちて納得。で、それを上手に活用したGoogleや、ロングテールのコンセプト、Web2.0の話しもかなり納得。ただ、これらの話しってGoogleもAmazonも基本的には企業対消費者(B to C)や消費者対消費者(C to C)の部分ですよね? 企業対企業(B to B)だとWeb 2.0ってどういう感じになるのでしょうか? B to Bの世界でWebに関連するトピックとして、昔マーケットプレイスというのが流行りました。ただ、中間財等のマーケットプレイスはどちらかというとクローズなWeb1.0ぽい世界で、そこで成功した会社の話しをあまり聞きません。Web 2.0時代のB to Bだと、Amazonのアナロジーで、Web ServiceのAPIを公開して、その上で各社がさまざまなサービスを提供できるようにしたり、Recommendation Engineで、各企業にお勧め情報提供したりするといいんでしょうかね?マーケットプレイスから、過去の取引実績を基に、御社にお勧めの鉄鉱石がありますなんていうメッセージが自動的に届いたりすると面白いかも。