Japan Visit 2009

休暇を取って久しぶりに日本に。あいかわらず東京は、何を食べても美味しく、街はきれいで、人々はオシャレ、車はピカピカという世界でも希有な街。「派遣切り」という問題もあるようだが、本当に不況なのか??

(写真は実家近所の自転車屋にて)日本もロードバイク(しかも高級車)が流行っているようだ。http://farm4.static.flickr.com/3446/3179061137_cb4fa34782.jpg

またその一方、相変わらずの人の多さ(特に満員電車)と空気の悪さはちょっともう耐えられない。。自転車で都心を走ってみたが、排ガスが酷くて何か気が滅入る。2007年まで東京にいたときに自転車通勤をしていた時は特に気にならなかったが、Bay Areaでの自転車天国を経験するともう元には戻れない。。

さて、今回は滞在中の前半は休暇で、後半は日本からリモートで仕事するという感じなのだが、日本で会う人(特に自分より年齢が上の方)に説明してもなかなか理解してもらえない。そもそも2週間も休みを取れるという事が驚きのようだ。伯父には「クビになったんじゃない?」と冗談を言われてしまうくらい、やはり日本ではまだ長期休暇(アメリカでは別に2週間は実は「長い」休暇ではなかったりする)は当たり前ではないようだ。自分も渡米当初はこの長期休暇に抵抗(?)があったが上司や同僚が普通に長期休暇を取るのを目の当たりにして、違和感を覚えなくなった。また、ソフトウェア開発の仕事はLaptop PCがあって、ネットが使えてVPN経由で会社のサーバにアクセスできれば、どこでもできるが、これもこの業界の馴染みのない方には驚きのようだ。

こんな感じで自分は日本と海外(今の所はアメリカだけだが)の違いを、楽しんだり戸惑ったりと試行錯誤してるが、どうやら「若者の海外旅行離れ加速 カネなし、好奇心も薄れた?」
という記事もあるくらい、あまり海外に興味を持たない人も増えているようだ。別に自分の国が好きなことは悪いことではないと思うが、一旦外国に行ってみてそこから日本を見てみると、今まで当たり前と思っていて気づかなかった「日本」が見えて来て面白いと思う。海外に行くのは外国を知るだけじゃなくて、自分の国を再発見することでもあるから、時間がある学生は円高の今のうちにいろんな国に行くのも無駄ではないかと。