Hyderabad Business Trip 雑感

Hyderabadの出張より戻ってきて1 weekになるが、雑感を備忘録として書いておく。

  • 時間の感覚

インドの人達はのんびりである。例えば、彼らが"Give me 2 minutes"とか言った場合、結局5分以上待たされる。Give me 5 minutesというと10分以上。言った時間の倍くらいは見ておいたほうが堅い。オフィスとホテルの間の移動はTaxiを呼んでいたが、これも来るのが予定時間から30分くらいずれる。一番酷いときで1時間以上待たされた。何でもHinduではreincarnation(輪廻転生)があるから、今生でできてなくても来世があるじゃんというmind-setがあり、それが時間のlooseさに繋がっているとかいないとか。

  • 事故の対応

一度乗っていた車が隣の車と軽い接触事故を起したが、お互いに停車せずそのまま走り去った。向こうはサイドミラーがあらぬ方向を向き、こっちの車もドアに大きな傷を残していたのにも関わらず。同乗してたインド人に聞いたところ、インドではよっぽど大きな事故でない限り、車を停めて警察やら保険屋を呼ぶことはしないそうである。そして、例え停めたところでも決して自分から非を認めることはなく、いかに自分が悪くないかを徹底的に議論するそうである。やはりインドでは運転したくない。

  • No ProblemはNo Problemでないことが多い

インドの人は、率直に誤りを認めたり、「できません」と言うことをあまりしないらしく、何かとつけて"No Problem"と言う。が、実はProblemだらけということもよくある。この場合、ポイントは間違いや誤りを責めるのではなく、logicalに今どういう状況にあって、本来どうであるべきかをお互いに認識し、前向きに正しい状況に持っていこうとすることである。上からあれしろこれしろと言われるのは民族に関わらず嫌なものだ。同じサイドにいるんだよ、一緒に頑張ろうという姿勢で臨むと解決が早かったりする。

  • お酒

インドでは飲酒はあまりよい習慣とはされておらず、インドの人はあまりお酒を飲まないらしい。インド側のプロマネに聞いたところ、お酒飲む人は男性でも10%強くらい、女性では1%もいないのではとのこと。また、お酒を飲む人でもParty Drinker(何かイベントの際にしか飲まない人)とRegular Drinker(日常的に飲む人)に分かれ、殆んどがParty Drinkerだそうです。ちなみに、今回のプロジェクトのプロマネはRegular Drinkerで俺はrare caseだと言ってました。なお、男性は結婚を機に飲酒を止める人も多いそうです。*1面白かったのは、結婚するちょっと前から飲酒を止め、元々飲んでないように取り繕う人もいるという点。

*1:理由は奥さんが怖いから