ヒューマン2.0

シリコンバレーでの生活について事前学習しようと思い

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない) (朝日新書)

を読んでみた。

シリコンバレーにはこれまで出張で何度も行ったことはあったが、実際に住んでみたことはなかったので、「6 人生とお金」で述べられていたシリコンバレー生活101とでも言うべき内容がとても参考になった。ただ、「6 人生とお金」の部分で、シリコンバレーの給料は高いという記述があったが、(例えばスタッフ・エンジニアで$115,000)この数値は平均値かもしれないが、分散はかなり大きいのでは？というのがここ最近自分が見聞きしたリアルな経験からの感想。

　また、シリコンバレーで働く際のスタイル 「7. シリコンバレーで誕生する４つの働き方：ヒューマン2.0」は、同じシリコンバレーでもこんな働き方があるんだと純粋に驚いた。自分の場合は、シリコンバレーとはいっても比較的大きな会社での仕事になる予定なので、こういった４つの働き方がリアルに行われているのをまったく知らなかったし、正直羨ましいと思った。

「8 ヒューマン2.0のルール」は、今後シリコンバレーで生きてく上で必要となるマインド・セットの観点で非常に参考になった。ということで、7章、8章がかなり納得感が高かったが、実はこの本で一番肝となるのが「9 最後の友達は家族」ではないかと感じた。自分もシリコンバレーで既に働いている人からこっちに来るなら、家族と一緒(少なくてもパートナーと一緒)がいいよとアドバイスされた。おそらく折角シリコンバレーに行っても、そこでパートナーが上手く見つからないと、周りに夜遊びする環境もないし、家で一人でDVDだけ観ててもきっと寂しいし、長くは続かないということなのだろう。まぁ、超社交的な人で、誰とでもすぐに仲良くなれる人は別かも知れないが。。

ということで、早く自分がシリコンバレーに行く日付が決まるといいなと思う今日この頃でした。