Bay Areaの家賃が昨年度9.4%上昇

アメリカで生活していると日本にいる知人や友人に話をすると、「住まいは一軒家ですか?」とか「きっと広い家なんでしょうね〜」と言われることがある。どうやらアメリカは土地が豊富にあるから広い家でも安い家賃で借りれると誤解しているようだ。が、ここBay Areaはアメリカの中でもかなり家賃が高い。ちなみに今日のSan Francisco Chronicleという地元紙の記事によると、サンフランシスコ市内の平均家賃(月額)は$2,285(251,350円, 1$=110円換算)、googleのあるMountain Viewという市では$1,774(195,140円,1$=110円換算)。また昨年は家賃がBay Area平均で9.4%上昇したとのこと。比較対象として東京の家賃相場をググってみると、以下のようなサイトが

(参考)
http://www.shinwa-j.co.jp/market/area/1/

これを見ると下手すれば東京のかなり都心部2LDK〜3DK借りる方が若干安いくらいではないだろうか?Bay Areaの家賃は東京のそれと同じかそれ以上でも、間取りが相当広いんじゃないの?と思う人もいるかもしれないが、実は広さも必ずしも圧倒的に広いわけではない。また、建物が古かったり設備もしょぼい場合が多い。。ということで、ここBay Areaではある程度懐に余裕がないと広いアパート(or 大きな家)には住めない。が、同じアメリカでも場所が違えば事情も異なるようで、記事の中でBay Areaでアパート探してをしている女性のケースを取り上げており

"If she does not find a place in the next 30 days or so, she may move to Florida, where her family rents a home with hour bedrooms and two-car garage for $1,000 a month"

"もし30日以内に住む所が見つからないようであれば、家族が月$1,000でベッドルーム4つと2台分の駐車場が付いている家を借りているフロリダに、彼女は引っ越すかも知れない。"

とこのように方やフロリダでは$1000ででかい一軒家に住めてしまう。

なおclaigslistなどで検索してみるば分かるが、San FranciscoのPeninsula地域 (サンフランシスコ市の南側)で家賃$1,000だと2ベッドルームのアパートもほとんど見つからない。見つかったとしても条件が著しく悪い。(治安が悪いとかとてつもなく古いとか)

(参考)

http://www.housingmaps.com/

追記:日本から駐在でやってくる人は住宅補助があったりして、広いアパートや大きな家に住む場合もあるようだ。が、小職のように現地採用だと住宅補助はないケースが多い(と思う)