ネゴシエーション(2)

先日の続き。研修で教わったネゴシエーションのTips。

  1. ネゴシエーションでのマジック・ワードは「何故、どうして?」。本当の理由にたどり着くまで「何故、どうして?」を繰り返す。


例:オレンジが一個あり、それをAさんとBさんがともに欲しい。

Aさんの位置:オレンジが欲しい
Bさんの位置:オレンジが欲しい

何故?

Aさんの興味・関心:オレンジの皮が欲しいから。
Bさんの興味・関心:オレンジの身が欲しいから。

何故?

Aさんの興味・関心:マーマレードを作るのに皮が欲しい。
Bさんの興味・関心:お腹が減ったのでオレンジの身を食べたい。

もし、興味・関心を掘り下げていかないで、お互いにオレンジが欲しいに固執すると、お互いに損をしてしまう結果になる。しかし、何故を繰り返し、本当の理由にまでたどり着ければ解決策が見つけやすい。この場合は、Aさんはオレンジの皮を、Bさんはオレンジの身を取ればよい。