L1 VISA申請

L1 VISAの申請に行ってきた。場所は溜池のアメリカ大使館。
面接予約時間は8:15。当日の動きを時系列で追うと。。

08:10 現地到着。セキュリティ・チェックで長い列が、、しばし待つ。予約時間が過ぎてしまったとセキュリティの人に言っても、いいから並んで待てといわれる。
08:30 セキュリティ・チェック開始。携帯やiPod等を強制的に預けさせられる。食べ物や飲み物は持ち込めないので、ここで捨てるか預ける
08:40 書類チェックのテーブルの前にまたや長い列。しばし待つ
09:00 書類チェックのテーブルで不備を指摘される。一部の申請書類で署名や日付などの抜けがあったので追加。ここでようやく建物内に入れる。椅子に座ってまた待つ。窓口は10ほどあって左の2つが移民VISA用。残りが非移民VISA用のようである。
09:30 名前を呼ばれる。 いよいよ面接かと、思いきや、L1ブランケットビザ料金$500*1を後ろのカウンターで払えといわれる。クレジットカードで払う。ここでは米ドルでも払えるようだ。またしばし待てと言われる。
10:00 名前を呼ばれる。やっとかと思うと、指紋の採取のみ。米国入国時にイミグレにあるのと同様の機械が置いてあって、左手と右手の人差し指の指紋を取られる。またしばし待てと言われる。
10:20 ようやく、面接開始。質問こんな感じ。
Q1. What will be your job title ?
Q2. How long have you worked for current company ?
Q3. How long are you goint to work in U.S ?
   奥さんと一緒に行く人は
Q4. What will your wife do in the U.S ?
といった質問も聞かれることもあるようだ。
10:30 面接終了。1週間後にVISAが郵送されるとのこと。なんと、当初08:15の予約であったのに、実際に面接が始まるまで2時間以上も待たされた!

今回の経験よりL1 VISA申請は以下のステップからなることが分かった。

1. ゲートでのセキュリティ・チェック
2. 申請書類の不備チェックおよび提出
3. L1ブランケットに特有な追加料金の支払い
4. 指紋取得
5. 面接

そして各フェーズに相当の待ち時間が発生する。
VISA申請に行かれる方は時間に余裕を持っていったほうがよさそう。

ちなみに、L1ブランケットVISA申請には以下の書類が必要だった。

  • パスポート

現在有効なパスポートおよび過去10年間に発行された古いパスポート。*2

  • 完全なDS-156オンライン入力式ビザ申請書

http://evisaforms.state.gov/instructions_Japanese.asp

より、質問に答えていくとPDFファイルとなって作成される。これを印刷して当日持って行く。

  • カラー写真: 5cm x 5cm。背景は白で、最近6ヶ月以内に撮影されたカラー写真1枚(白黒不可)。

大体、駅前などにある証明写真のボックスで700円くらい。サイズに注意。
これを前述のDS-156の所定の場所に糊またはテープで貼付する。

  • 申請料金の支払い(申請料金受領通知書)

ビザ申請料金100ドルを、予約後1週間以内に日本円で払う。
Pay-easy」対応のインターネットバンキングまたはATMで支払可能。
面接予約と支払いが完了すると、登録したEメールアドレスにPDFファイルとして
面接予約確認書(申請料金受領)が添付されて送られてくる。
このPDFが支払済の証明なので、印刷をして面接日に持って行く。
ATMから支払った場合は、ATMの領収書(原本)を持っていく。

  • 完全なDS-157「非移民ビザ補足申請書」

16歳以上の申請者は全員提出。以下のPDFを印刷して記入。
試してませんがAcrobat持っている人はフォーム埋め込んで書けるかも。

http://tokyo.usembassy.gov/pdfs/wwwfds157jp.pdf

  • 裁判記録または警察証明

該当者のみ。ちなみに、小職は該当せず。念のため。

ちなみに、ここまでの書類は家族がいれば家族の人数分必要。

  • ブランケット L(包括請願書)
    • 申請者の役職名が明記されたI-129Sのオリジナルとそのコピーを2部
    • I-797のコピーを3部
    • 雇用主からの推薦状を3部
    • 米国内に子会社や支店があればそのリストを3部

小職の場合は受け入れ先の米国企業経由で法律事務所より送られてきた。

  • 雇用証明

米国の会社からの採用通知

  • クリアファイル

上記書類を一まとめにしておくために必要。

VISAは当日貰えないので、郵送用に必要。郵便局やローソンなどの一部コンビニで取得可能。


なお、申請にあたって正式な情報は必ず以下のURLで確認してください。

http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-nivgeneral.html
http://tokyo.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-nivapply.html

*1:L-1 ブランケットビザを申請する人に、不正ビザ防止および発見のための費用として$500の支払いが新たに課せられる。

*2:小職はこのガイドに従い、過去10年間に発行された古いパスポートを持っていったが、この古いパスポートに現在有効なVISAが貼ってないと分かると古いパスポートの提出は結構ですと言われた。