007 Quantum of Solace(慰めの報酬)

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  • 雑感

007 Quantum of Solace(慰めの報酬)を観てきた。今回もDaniel Craigがボンド役である。Quantum of Solaceは前作Casino Royaleからの続きなので、Quantum of Solaceを見る前にもう一度DVD等で復習しておくとよろしいかと。小職は前日にComastのHD On demandでおさらいしてから望んだので、「あれ誰だっけ?」という事態は避けられた。 前作もそうだったが、今回もアクションシーンがすごい。どうすごいかは観てもらえば分かると思うが、何か妙にリアルで痛々しいアクションになっている。(一応褒めているつもり)。全体的に憂いの漂うストーリー展開で、ボンドガールとの絡みもそんなないので、典型的なボンド映画という感じではない。一応前作からの話は完結するのでそこそこの満足感は得られた。

  • Product Placement (embedded marketing)

映画の内容そのものから離れるが、興味深い点が1点ほど。それは映画内にしばしば登場する特定の企業の商品。本作品[慰めの報酬]で使われる携帯はSONY ERICSSONで、PCもSONY製品(今回この映画の配給がSONY PICTURESだから?)。車もFordとタイアップしているらしく、Fordの車がちょこちょこ出てくる。

ちなみにこうした広告手法はProduct PlacementとかEmbedded Markingと呼ばれるらしい。
Wikipediaによると

プロダクト・プレイスメント(Product Placement)とは広告手法の一つで、映画やテレビドラマでの劇中に役者に特定の商品を絡ませるやり方。現在はCM飛ばし等の流行により、テレビ番組だけでなくCMの効力そのものが急降下している為、新たな宣伝手段として日本でようやく活発化し始めた。P.P.とも呼ばれる。

Product Placementもあまり露骨だと、ちょっと鼻に付く感じがするので製作側ももっと工夫して欲しい。
ちなみに、先週Foxでやってた24シーズン7 Redemption 2時間スペシャル番組では、車はHyundaiの車が使われていたがちょっと露骨な感じがした。