(仕事で)英語で謝る表現

渡辺千賀さんのブログに「アメリカ人は謝るか謝らないか」という話が。

言われてみると、確かに仕事ではI'm sorryという表現に出くわさない気がする。が、たまにI'm sorryではなくて別の言い方で謝罪をしているのも見かけることがある。例えば"Apology (複数形でApologies)。

例しては、自分がccに入っているemailのやり取りを見てなくて、返事し忘れた場合に

Apologies I fell out of the loop on this one.

なんて言ったりする人も。かなり軽い感じで間違いを訂正する際に

That's my bad.

とか

My bad on this.

なんていうのもある。日本と違って、アメリカは「自分の過ちを深く恥る」文化ではない(多分。。)ので、謝るのが仕事じゃない人は、からっとした謝罪で終わってしまうのだろう。よく言えば、前向きでpractical。

渡辺千賀さんは、このアメリカのスタイルに対して

なお、私は、「謝ってもらっても何にもならない。その間に生じてしまった問題を解決して欲しい」と強く思うタイプなので、アメリカが快適です。はい。

とのことだが、恐らく多くの日本人にとって、この「謝罪の日米ギャップ」がuncomfortableそしてアメリカが合わないと感じる要因の一つかもしれない。ちなみに、小職も最初のころはムッとすることも多かった*1が、最近は漸く慣れて来て、ゲーム感覚(?)で楽しんで戦えばそれなりに何とかなるからまぁいいかという心境になって来た。

*1:アパート家賃を契約額より$400余分に引落し(direct deposit)され、リーシングオフィスに文句言ったら差額は翌月の家賃からcreditされたが謝罪はなかった等