Wired 40

梅田氏のMy Life Between Silicon Valley and Japan

http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20050505/

にWired 40が紹介されてました。

http://www.wired.com/wired/archive/13.05/wired40.html

9位にインドのInfosys Technologiesが入ってますね。

9. INFOSYS TECHNOLOGIES
Outsourcerer
Last year: 11
The caricature of the Indian outsourcing industry as a voracious monster bent on devouring US jobs isn't just oversimplified, it's obsolete. Case in point: Infosys. The Indian coding shop, which garnered $1.1 billion in sales last year, is hiring 500 employees for Infosys Consulting, a $20 million foray into high-end IT advice based in - guess again - Fremont, California. Dirt-cheap outsourcing plus strategic guidance makes for a powerful combination - and one that moves jobs back to the US.
Challenge: Beware the rest of Asia. In the low-cost sweepstakes, China is to India as India is to Western economies.
Opportunity: Do to bloated US consultancies what Dell did to the PC industry.

小職による超訳

インドのアウトソーシング産業を、米国の仕事を貪欲にむさぼることに熱中するモンスターとして風刺するのは、ワンパターンではなく、もはや時代遅れである。これを裏付ける例として、インドのコーディング・ショップ(プログラミング工場)であるInfosysは、去年11億ドルの売上を上げ、500人をInfosys Consultingに採用し、そして何と、California州のFremontをベースとした2,000万ドル規模のハイエンドのIT提言ビジネスへ進出した。圧倒的に安いアウトソーシングに、戦略的ガイダンス・ビジネスを加えることで強力なコンビネーションを生みだし、そしてこれは(インドから)米国に仕事を再び戻すこととなっている。
チャンレンジ:インド以外のアジアの諸国は覚悟が必要だ。"低コスト"レースという賭け金総取りのレースにおいて、インドにとって中国は、西洋の経済におけるインドと同様の存在である。
勝機:膨れ上がった米国のコンサルティング業に対して、DellがPC産業でやったことをやれ!

小職の感想

日本のSI業やITコンサルティング業を生業にしている企業は、単価安いから下流工程はインドにアウトソースするかなーんていう気分のままでいると、完全にやられてしまいそうですね。上流部分でも格安でやってくれるなら絶対そっち(インド)選びますよね。でも、日本語がネックになるからさすがに上流部分は大丈夫って思ってますか?インド人は語学能力の高いですよ。実際、普通にホワイトボードに漢字書いて説明するインド人結構いるんですよ、これが。