転職セミナー

先日、某R社主宰の転職セミナーがありました。弊社も出展者として参加していて、ブースを出していたのですが、人事よりお手伝いの依頼が来たので、参加してきました。何をしたかといいますと現場のエンジニアの声を参加者に伝えるということです。ITコンサルや、ITベンダー系の会社がそれぞれブースをだしてて現場の声が聞けるというのが本イベントの目玉の一つだったようです。

で、実際にどーだったかというと、小職の部門で募集のあったポストに見合った人物は一人もブースに来てくれませんでした。が、その替わりに(?)何人かの困ったちゃんが来てくれました。。

    1. PCに詳しくないのですが、御社の製品ってM$のOfficeみたいなモノですか?と聞いてきた人
    2. 質問コーナーなのに、座ったままずーと下向いて黙ったままな人

また弊社にブースにはこなかったのですが、某I○Mビジネスコンサルのブースにいた女性に絡み主催側のスタッフに強制退去させられてた短パンのおっちゃんもいました。

というわけで、いい人をリクルーティングする目的は達成できずでした。

当日唯一の収穫だったのが、R社のコンサルによる転職心構えセミナー。ここでなるほどな〜と思ったのは以下のこと。

転職する際に必要となるのは、Can, Will, Cultureの3つ

  • Can

今までに自分がやってきた仕事を振り返り、自分が何ができるのかを棚卸する。その際に、自分が困難に立ち向かった際にどうそれを考え、解決したかを整理しておくと、説得力や自分の能力をアピールできる。なお、新卒採用時とは異なり、ポテンシャルで採用されることはほとんどない。

  • Will

自分が何をしたいのかを考える。そのやりたいことは今の会社でできないのか?できるとしたら、どうして他社で仕事を探しているのか等をちゃんと考える。本当にこの会社で働きたい、これがしたいという思いが大事。

  • Culture

同じような職種を複数の会社が募集している場合、そこで重要なのは会社の文化。自分に会う、会わないを見極めてどの会社に転職するかを決めるほうがよい。

また、面接に望む際の心構えとして、警察や裁判所に出頭を命じられたと思うのではなく、製品(自分のこと)の提案に訪れた思えというのも面白かったです。
確かに転職活動って、結局はいかに顧客(転職先の会社)ニーズ(空きポジション)に対して、ソリューションを提案できるか(自分がどのようにそのポジションに適しているかを説明する)ってことですよね。アナロジーで考えると転職活動は実は製品等の提案活動に他ならないってことですかね。